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【重要】フォーマルに腕時計はしない!?

フォーマルシーンで迷われることの1つに腕時計問題があります。

腕時計はつけても良いものなのか

外すことがマナーなのか。という点です。

男性のこだわりが出るアイテムの1つ腕時計。

結論から言いますと、この腕時計はグレーゾーンと考えています。

TPOによるという事です。

ただ基本の考え方などはありますので今回はそんな腕時計問題をこちらの記事で解決していきたいと思います。

読者の悩み

・フォーマルシーンでは腕時計は付けるのか

・付ける際はどこに注意するべきなのか

記事内容

・フォーマルシーンでの基本的な腕時計の考え方と現代の考え方を完全網羅

・その理由の解説

・腕時計をあわせる際の注意点

目次

基本は腕時計は外す

腕時計問題はグレーと言いましたが、まずは基本の考え方を知らなければなりません。

迷った時はこの基本通りにしておけば間違っているということはありません。

いわば1番安心して、タキシードを着てパーティーや結婚式に参加できます。

では基本の考え方とは、ズバリ

タキシードの際は腕時計はしない!です。

実はタキシードに限らず、フォーマルウェアでは腕時計を外すと言うことが基本のルールになります。

時計というものは時間を確認するためのものです。

フォーマルなシーンでその時計を見るという行為が時間を気にしているということになり

さらには、早く帰りたい・退屈という印象につながってしまう可能性があるのです。

そうなると周りの方も気を遣いますし、印象もよくありません。

フォーマルなシーンとは、そもそもその場の価値観を統一し円滑に交際するためであり本来時間を気にせず楽しむものと考えられています

皆が気を使うことがなくその場を楽しむためのものなのです。

その面から見ても、相手に気を使わせてしまう、その場を楽しめていない印象を与えてしまう腕時計というのは付けないというのが基本の考え方なのです。

本来、時間を忘れて楽しむ場、価値観を統一し円滑な交際をする場であるフォーマルなシーンで腕時計をするということは好ましくないということなのです。

腕時計は格の差をなくすというフォーマルの概念から外れる

もう1つ腕時計がフォーマルシーンに好ましくない理由があります。

フォーマルウェアはの場の価値観を統一し円滑に交際するためのものと紹介しました。

価値観を統一するためには、格というものを統一する必要があります。

そもそもフォーマルウェアの誕生の理由もここにあります。

19世紀イギリスでは産業革命により国全体が豊かになり、それに伴い中流階級が弾頭していきます。

そこで、身分による格の差というものをなくしスムーズな交流の場を設けお互いの理解を深めようという目的があります。

腕時計は、その目的から外れてしまうことがあるのです。

その一例として、中国で行われた日韓外相会談の際河野太郎外相が付けていた時計が話題になりました。

康京和(カンギョンファ)韓国外相と握手した際の写真で、河野氏の時計が「金時計ではないか」・「金時計を見せびらかすとは何事か」とTwitterで話題にあがったのです。

実際は竹で作られた時計だったので河野氏はTwitterで「竹製ですが、何か。」と投稿しています。

このことからも分かるように、フォーマルなシーン・国際的な場では格の差をなくし円滑に交際をするというものが根底にありますので、時計は基本的に外しておくという考えがあります。

腕時計がグレーな理由

フォーマルな場では腕時計は基本的にしないということを紹介しました。

特にこだわりなどがない場合は腕時計は外しておきましょう。

しかし、記事の最初では結論、腕時計はグレーと紹介しました。

基本ルールではNGなのになぜグレーになるのか。

これは結論フォーマルのルールはTPOで変化するからです。

基本的なフォーマルのルールとは、フォーマル度の高いシーンを基準にされています。

結婚式で例えると、挙式は儀式になりますのでフォーマルの公式のルールで着こなしをします。

披露宴は結婚式ではパーティーになりますので、着崩しが許されます。

例えば、基本的なルールではホワイト無地のシャツでボタンが見えないものになりますが、

披露宴の際は、シャツもブラックやデニムシャツを着ても問題はありません。

華やかさであったり、披露宴のイメージに合わせてタキシードを着こなすのです。

このようにフォーマルルールはTPOによって変わってくるので、タキシードを着る際に絶対に付けてはいけないとは言えないのです。

TPOを確認しよう

先ほどからTPOが大切ということを紹介してきましたが、大切になってくるTPOとは具体的にどこなのか。

大切になってくるのは立場です。

タキシードを着用し参加する場での立場になります。

結婚式であれば、主役である新郎様なのかお招きされたゲストなのかということです。

新郎様であれば、腕時計をつけても問題ありません。

実際にその場をセッティングした本人ですし、主役ですのでご自身が持つイメージのために付けていく。というケースです。

一方、お招きされたゲストの方で腕時計は好ましくありません。

お招きしていただいたのに、時間を気にしていると思われたらあなたの印象自体も悪くなりますしその場の雰囲気も壊しかねません。

この様な場合は、やはい外しておく方が無難でしょう。

腕時計をつける理由

どのような方が腕時計をつけていくのか実際の例を紹介します。

プレゼントなど思い入れがある

実際に当日、腕時計をされる方で多いのがプレゼントなど時計に思い入れがあるという場合です。

「父に誕生日にもらったものなので当日も付けていきたい」

「パートナーの方からプレゼントにもらったものですので…」

という場合です。

結婚式の場合はお2人の演出を大切にしますので、思い入れのあるものの場合は当日も身につけて行かれる方が多いです。

これは腕時計だけではなく、お袖口を留めるためのカフリンクスなども当てはまります。

タキシードの際は本来ブラックのオニキスまたは黒蝶貝になりますが、シルバーのものであったり、実際に飛行機のパイロットの方はパートナーからプレゼントでもらった飛行機型のカフリンクスでコーディネートしました。

思い入れのあるものを取り入れる着こなしはすごく素敵で素晴らしいことだと思います。

アクセサリーとして

アクセサリーとして、時計を付けて行かれる方もいらっしゃいます。

時計が好きで付けていきたいという方が多いのも特徴です。

時計が趣味という男性は多いので、自分の大好きな時計を付けたい気持ちはすごく分かります。

また海外セレブのタキシードの着こなしを見て時計がすごく素敵なアクセントになっていて自分もタキシードの際は付けていこうと思ってます。

という方や映画『007』を見てあの着こなしに憧れているので。という方も多いですね。

海外セレブの結婚式を見ていても時計を付けている人は付けていますので、付けることが当然と思われている方も多いんです。

時計をつけるとアクセサリーとしての着こなしのアクセントにもなりますので、当日も時計をしていきたい男性は実際に多いです。

付けるのであればここには注意

タキシード着用時は基本的に時計は外す。

しかし、思い入れがある場合や時計が好き、アクセサリーとして取り入れたい場合は、付ける方もいる。

と紹介しましたが、もし時計を付けるのであればどんな時計でも良いわけではありません。

いくら思い出があっても許容範囲がありますので、時計の注意点を紹介します。

サイズの大きいものは避ける

時計のサイズ感は本当に大切です。

問題になるのは大きい場合です。

シャツのカフス部分(袖口)に収まらないサイズのものは好ましくありませんし、全体の印象としても美しくそしてカッコよくありません。

付けるのであれば時計のサイズは小さいものにしましょう。

そして厚みも薄いものを選んでください。

暑いものだと、やはりシャツのカフスから出てしまいますし、収まったとしてもボコっと膨らみが出てしまいます。

時計をつけるのであれば小さく薄いものです!

大きかったり厚いものは、そもそも付けていて邪魔になります。

見た目も美しくありませんから、さりげない程度のものが良いでしょう。

スマートウォッチは避けよう

結婚式では、是非とも避けていただきたいのがアップルウォッチなどのスマートウォッチです。

時計でありながら多機能な電子機器として最近は街でもよく見かけます。

タキシードの場合はこの多機能な面が好ましくありません。

スマートウォッチからは時間だけでなく、メッセージのやり取りまでが可能です。

時計を、確認するという行為自体がその場ではよろしくないですから、ましてや時間以外の機能のあるスマートウォッチはやはり避けた方が良いでしょう。

まとめ

今回はフォーマルウェアを着用するシーンでの腕時計について開設してきました。

基本的な考えは外す。

思い入れのある場合や、パーティーなどでつける場合は付けるものを選ぶ。

意外と気にしていなかった事もいざ自分が着る立場になってみて、(ん?これってどうするの?)というものが多いのがフォーマルウェアですよね。

日本では学ぶ機会もなく、触れる機会も少ないので当たり前のことです。

大切なことは疑問に思ったその時に、しっかり調べて正しい知識を身に付けること。

この記事を、読んで下さったあなたはそれが自然と出来ています。

胸を張ってください。

バッチリとフォーマルウェアを見にまとって、その場を楽しんでください!!

ではまた別の記事でお会い出来ることを楽しみにしてます。

おなりでした。

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