【タキシード】ブラックシャツ　コーデ

皆さんこんにちは！おなりです。

皆さんはタキシードどのように着こなしますか？

着こなす予定ですか？

タキシードというと、細かいルールが存在しそのルールの中でしか着こなす事が出来ないとお考えの方いませんか？

確かにタキシードはフォーマルウェアであり、ルールが存在するのは事実です。

ベストまたはカマーバンドは見つけること。

靴はエナメルのシューズまたはオペラパンプスであることなどですね。

しかし、タキシードはフォーマルウェアの中でも様々な着こなしが存在しておりコーディネート次第であなたのイメージを体現できます。

特に最近人気なのが「ブラックシャツ」を取り入れたコーディネートになります。

前撮りなどの撮影や、御色直しなどのコーディネートでお困りの方ブラックシャツいいですよ？

なぜブラックシャツが人気があるのか

どのような着こなしがオススメなのか

ブラックシャツを取り入れたタキシードのコーディネートについて紹介していきます。

タキシードのシャツのルールとは

まずは、タキシードのシャツについてのルールを知りましょう。

着崩しオシャレに着こなすにしても基本のルールを知っていて着崩すことと

基本を知らずに着崩すのでは全然意味が変わってきます。

タキシードシャツに関する基本のルールとして大切になってくる部分としてはボタンを見せないという部分になります。

普段ビジネスやカジュアルシーンで着用しているシャツには、ボタンが見えているものが多いかと思いますが、フォーマルでは基本的にボタンを見せないというルールがあります。

これには、シャツというものが時代を遡ると元は下着（現代でいうパンツ）として使われていたという事が挙げられます。

このことから、現代でもあまりシャツを相手に見せるということは失礼に当たるという考えが受け継がれており、バストまたはカマーバンドを必ず着用しシャツを隠すというルールがあります。

そのシャツの中でもボタンというのは下着の中の装飾品になりますので、見せてしまうということがマナー違反とされ現代でも基本的にボタンが見えないシャツというのが公式のルールとして残っています。

また、衿はウィングカラーと呼ばれる立ち衿またはレギュラーカラーとされています。

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レギュラーカラーに関しては普段からよく見かける衿型になりますので馴染みがあるかと思います。

一方ウィングカラーは昔より燕尾服などの正礼装で用いられており現代でもフォーマルシーンでは基本となる衿型になります。

その他、細かなルールがいくつかありますが大まかなルールはこの2つです。

その他気になる場合はこちらの記事でまとめていますので確認して見てください。

ブラックシャツはマナー違反に当たるのか

基本のタキシードシャツのルールについて知ることが出来たと思います。

では、ブラックシャツというのはこのルール的にマナー違反にならないのか、すごく気になる方が多いですので紹介していきます。

基本的にタキシードの際のシャツの色は「白」ということになっています。

では、（白以外のシャツはマナー違反なんじゃないの？）という声が聞こえてきます。

これに関する答えはTPOによるという回答になります。

TPOとはご存知の方も多いかと思います。

Time（時）・place（場所）・occasion（場合）の頭文字を取って作られた和製英語になります。

ではどの様なシーンではマナー違反とされ、どの様なシーンではマナー違反とならないのか紹介していきます。

ブラックシャツがよろしくないケース

結婚式においてブラックシャツが好ましくないケースとしては、挙式になります。

結婚式における挙式とは儀式になります。新郎と新婦が夫婦になる誓いを行う儀式になるのです。

やはり儀式というものは格式が大切になります。

また、ご自身が新郎である場合は主役として誓いを行うことになるのですが、このシーンでブラックや柄入りなどカジュアルなシャツを着用するというのはやはり良くありません。

新郎・新婦がしっかりとした正装を身にまとい誓いを行うことで夫婦になるのです。

どんなに基本のルールを知っていているからと言ってもやはり挙式でホワイト以外のシャツを着るということはTPOに合っていないという点からマナー違反にあたります。

ブラックシャツでもマナー違反にならないケース

結婚式において挙式ではブラックは好ましくないと説明しましたが披露宴に関してはブラックシャツを着用しても問題ありません。

挙式は儀式になりますが、披露宴は結婚したことをお披露目する場。

いわばパーティーになります。パーティーではフォーマルウェアでも自身の演出したい雰囲気に合わせて様々な着こなしが可能となります。

このことから披露宴でのブラックシャツはマナー違反にはなりません。

結婚式では挙式は儀式のためブラックシャツは避けよう。

披露宴ではパーティーになるのでブラックシャツでも問題なし。

ということになります。

また、前撮りなどの撮影に関しては、こちらも儀式にはなりませんのでブラックシャツでも問題ありません。

ここでは、どの様な写真を残したいのかという事が大切になってきます。

おふたりの記念として残る撮影になります。

どの様な雰囲気でどの様なイメージの写真を撮影したいのかがあるかと思いますがその雰囲気に合わせて衣装を選んで問題ありません。

実際にホワイトのシャツとブラックのシャツを持っていき場所に合わせて着替えて撮影する人も多いです。

挙式会場での撮影なのか、街にでたロケフォトなのかという場所にも関係しますが

ブラックのシャツはトップブランドのコレクションにおいてもタキシードに合わせて発表されています。

シックでモード的な着こなしになります。

少しカジュアルに見えてしまうという場合は、フォーマルシャツとしての要素を取り入れたブラックシャツがおすすめです。

胸にヒダが入っているものや、衿の形をウィングカラーにするだけでもグッとフォーマル感が出てきますよ？

タキシードブラックシャツコーディネート例

ブラックシャツ＋ベスト

こちらは、タキシードとしての基本の着こなしを前提としてシャツのみをブラックに変えるコーディネートです。

やはり、ベストが入ることでしっかりとタキシード感が出てきますし、華やかさと特別感もしっかり出てくるコーディネートになっています。

お客様の中でもブラックシャツを取り入れた場合に最も人気のある着こなしになります。

この場合のベストは普段のスーツでも使われる様な５つボタンのものよりも、ボタンの数が少なく胸元がU字で大きく開くものや、ボタンの数が多く華やかな印象のベストなど普段とは違うタキシードならではのベストの方が人気があります。

シャツをホワイトではなくブラックにするだけで、すごくモダンでオシャレ感が出てくるのが特徴です。

タキシードのジャケットの色も様々なものに合わせられます。

ブラックシャツ＋カマーバンド

こちらもタキシードの基本の着こなしを生かしたコーディネートになります。

ベストに比べスッキリとした印象になりクラシカルな印象になってきます。

リゾートウェディングでの御色直しやレストランウェディングでの御色直しには人気な着こなしになります。

テラスがあるようなレストランでの披露宴や、近くにビーチがある場合などには大変好まれるコーディネートです。

白タキシードに黒シャツ

こちらも大変人気のある着こなしになります。

ホワイトのタキシードは新郎感が出ますし、特別感もあります。

ホワイトタキシードはそのような理由から人気がありますが、スラックスからベスト、靴までオールホワイトで着せつけをすると、（少し王子様感がでて落ち着かない…）という男性はすくなくありません。

また007の「スペクター」での着こなしを見て、憧れを持つ男性が多いですね。

よく、女性は女の子の頃から真っ白なウェディングドレスに憧れを持ち将来の夢がお嫁さん！という事がありますが、男性の憧れは007という事ですね。

そこで、ホワイトをしっくり。そしてカッコよく着こなす方法として、スラックスをブラックにしてジャケットの衿と腰ポケット部分の拝絹（はいけん）部分をブラックで仕立てて着こなすというのが人気です。

ホワイトのタキシードの場合はホワイトの印象が強いので、中の小物の色をガラッと変えた御色直しが参列された方にも御色直しした印象が伝わりやすいので人気です。

そこで、シャツもホワイトからブラックシャツに変えたコーディネートがピタリと合うのです。

お客様の中には、1着目をブラックやネイビーなどのクラシカルなタキシードを着用して御色直しでホワイトのジャケットのみレンタルをしてお着替えされる方も多いです。

お試しできる機会がありましたらホワイトタキシードにブラックシャツというコーディネートにトライしてみてください！

ダブルのタキシードにブラックシャツ

ダブルのタキシードの場合はボタンの数や留め方によってシャツの見え方が大きく変わってきます。

シングル仕立てのタキシードよりはどうしてもシャツの見える面積が少ないので、ブラックシャツを着る方というのは多少少なくなりますが、ダブルのタキシードにブラックのシャツを合わせると、男らしさや貫禄というものが出てきます。

逆に少し胸元が詰まって見えてくることで、コーディネート全体でメリハリがなくなってしまったり、カジュアルな印象に受け取る方も多いので、ここは実際に着用して頂きご自身の感性で感じてみてください。

ブラックシャツ＋色味のボウタイ

結婚式でのブラックシャツの使用は披露宴という説明をしましたが、披露宴の場合は新婦のドレスもカラードレスなど色や柄などが入り華やかにお着替えされる場合が多いです。

そこで、新郎さんも新婦さんに合わせてお着替えをする事が多いのですが、その場合新婦さんのカラードレスの色に合わせた色をコーディネートに入れたり、アクセサリーに合わせてコーディネートを組む事が多いのです。

そこで、ブラックシャツにお着替えする場合でもボウタイに色を取り入れたりボウタイとポケットチーフでお着替えするというコーディネートが大変人気です。

やはりお2人で色を合わせると、お2人で並ばれた時にすごく統一感が出てきます。

こちらのコーディネートも大変人気がありオススメです。

まとめ

今回はタキシードを着る際のブラックシャツについて紹介してきました。

ブラックシャツをタキシードに合わせる場合はTPOに注意して挙式では避けること。

披露宴や前撮りではすごく人気があり着用するひとが多いということでした。

コーディネートではブラックシャツでの組み合わせがたくさんある事も分かっていただけましたか？

タキシードはフォーマルウェアになるのでルールがあり少し硬いイメージを持っている方も多いかと思いますが、フォーマルウェアの中ではルールの中でも様々な着こなしができるものになります。

ほんの少し変えるだけで印象は大きく変わってきます。

自分の理想の着こなしが実現出来るのがタキシードなのです。

タキシードを自分らしく素敵に着こなしましょう。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

おなりでした。