今回紹介する着こなし術はズバリジャケパンスタイルです。
タキシードを今風にオシャレに着こなしたいけれど困っている方いませんか?
「タキシードだとルールがあり、着崩すとかは…なんかこわい」
「どこまでがOKなのか線引きがなかなか難しい」という方多いですよね。
そこで今回はご結婚式、パーティーという少しフォーマルな場でどの様な着こなしが可能なのか。
現在のリアルなお客様の状況も交えて紹介していきます。
(こんな着こなしがあるのか!)(最近はこう着る人がいるんのね。)
という発見とあなたの着こなしのヒントになる内容になっています。
フォーマルウェアということがあり、少し難しく考えてしまいますが
着こなしを知ることで、そのアイテムの幅が広がります。
あなたなりのオシャレな着こなしを見つけたら、ぜひ教えてください!
それでは今回のラインナップです
目次
ジャケパンスタイルとは
そもそも「ジャケパンスタイル」とはなんなのか。
ビジネスシーンではすっかり馴染みある言葉になりましたのでご存知の方も多いかと思います。
ジャケパンとは、そのままの意味でテーラードジャケットとパンツの略語になります。
ジャケットとパンツを別々の色や柄で組み合わせてコーディネートする事、スタイルを指します。
ジャケットとパンツ(ツーピース)をセットで着こなすスタイルは当てはまりません。
いわば「チグハグ」コーデとでも言いましょうか。
揃えて着こなすスタイルよりもオシャレな印象になります。
タキシードはジャケパン
タキシードではジャケパンスタイルは主流です。
これはタキシードに限らずフォーマルウェアではジャケパンスタイルは主流なのです。
特に柄物や、ブラック・ネイビー・ホワイト以外の色物ではジャケパンスタイルが主流です。
合わせるパンツはズバリブラック
タキシードにおけるジャケパンスタイルでは主にパンツがブラックというのは鉄板です。
あえてパンツをブラックにする事で、フォーマル感やタキシード感がグッと出てきます。
上下で揃えて着てしまうと、スーツっぽく見えてくる場合やしまった印象にしたい場合はこれだけで印象がガラッと変わりますので、オススメです。
柄物は特に上下で合わせて着用すると、華やかになりすぎてしまい少しカジュアル感が出てきます。
結婚式やフォーマルパーティーというシーンで見ればやはりパンツはブラックにしてジャケパンスタイルで着こなしフォーマル感と華やかさのバランスを取ることをオススメします。
タキシードにおけるジャケパンスタイルではパンツはブラック!と言いましたが、1品ブラックのパンツを持っておけば、そのパンツに合わせてジャケットだけ変えていけばいいので、すごくコストパフォーマンスがいいということになります。
オススメジャケパンスタイル
ジャケパンスタイルをする上で大切なことはなんといっても組み合わせです。
組み合わせ次第ではオシャレにも残念な着こなしにもなるスタイルです。
どの様な組み合わせが良いかオススメの組み合わせを紹介していきます。
ネイビー×ブラック
まずはタキシードジャケパンスタイルの中でも王道なスタイルネイビー×ブラックです。
普段よりスーツを切られている方はネイビーは気慣れていることが多く、「タキシードの際は普段とは違う特別感が欲しい」ということでジャケパンスタイルを好む方が多いです。
普段自分が着ていない場合でも、列席される方が会社の人が多くスーツを着ている姿を見慣れられている場合も同様です。
カッチリとした印象、クラシカルな印象にはしたいが、ブラックだと会場の雰囲気と合わせて少し沈んだ暗い印象になってしまう。という方にはネイビーが人気になります。
ネイビー×ネイビーではより華やかに若々しくモダンな印象になってきます。
ネイビー×ブラックにすることでしまった印象になりモダンでォーマル感と華やかさのバランスの取れたコーディネートになります。
ネイビー×ブラック ネイビー×ネイビー
ネイビー×ネイビー:○華やかに若々しくモダンな印象 :×スーツっぽく見えてくる
ホワイト×ブラック
ホワイト×ブラックの組み合わせも本当に人気の着こなしになります。いわゆるモノトーンコーデです。
こちらの着こなしは来店前からイメージをお持ちの方が非常に多いのも特徴です。
なんといっても映画「007」の中から2015年に公開されたSPECTRE(スペクター)でのタキシードの着こなしが絶大な人気です。
写真を持ってきて「これと同じやつでお願いしたいです」という方が多いのも、こちらのスタイルの特徴です。
結婚式のシーンで、(ホワイトを着たい)または(新婦さんにきて欲しいと言われて)という方の中で、上下ホワイトを着てみると(思った以上に明るく、どこかの王子のようだ…)となる場合があります。
また、生地やデザインがかなり重要になり、物によってはテカテカでなが〜いタキシードになってしまい(いつのタキシード?)という失敗をご試着時にしましたという声も多いですね…
全身ホワイトというコーディネートに抵抗感や苦手意識を持たれる男性の方は少なくありません。
男性は、どこかにブラックが入っていた方が安心する傾向にあります。
そんな方にはホワイト×ブラックはオススメです。
実際に、挙式から披露宴まで通しで着ていただく方もいらっしゃいますし
オーダーはブラックのタキシード(ジャケット&パンツ)にして挙式の際はブラック、ご披露宴の際にお色直しとしてジャケットをホワイトに変えられる方も多くいらっしゃいます。
ジャケット1つでガラッと印象の変わるお色直しの完成です。
ホワイト×ホワイトでは特別感や主役感。御新郎様感といった主役としての印象になります。
ホワイト×ブラックでは上品で引き締まった、クールな印象になってきます。
ホワイト×ホワイト:○特別感と主役感。御新郎様感といった主役としての印象。
ホワイト×ホワイト ホワイト×ブラック
ホワイト×ホワイト:×王子様感・昔のイメージ・ジャニーズの舞台衣装っぽい</p> ホワイト×ブラック:○上品でクールな印象 :×コーディネート次第でちぐはぐ感が大きく出てしまう。
ホワイト(衿ブラック)×ブラック
ホワイト×ブラックの組み合わせにはもう1つ王道なスタイルがあります。
それがホワイト(衿ブラック)×ブラックです。
ホワイト×ブラックでは中のベスト蝶タイまでホワイトにすると上下ではっきりとホワイトとブラックに色が分かれてしまい、チグハグなイメージが強く出てしうと感じてしまう場合があります。
その場合にオススメなのがホワイトのジャケットの衿と腰ポケットのフラップの部分にブラックを入れる方法です。
タキシードの特徴は衿と腰ポケットのフラップに拝絹(はいけん)を使うということ。その部分にブラックを入れることでやはりタキシード感が出てきますし、華やかさの中にクラシカルな印象になってきます。
また、ベストや蝶タイでホワイトを取り入れたコーディネートの場合でも上下でのチグハグ感は薄れしっくり見えてきます。
衿とフラップをブラックにすることで、少しパーティーっぽく感じられる場合もありますがパンツをブラックにすることでタキシード感はしっかり出てきますし、中の小物でホワイトを入れることで新郎感や特別感もバッチリ出てきます。
ホワイトのジャケットに少し抵抗がある方には1度試して頂きたいオススメのコーディネートです。
全てがホワイトのタキシードは結婚式の新郎感が出てきますので、パーティーでホワイトを着たい場合はこちらのタキシードの方が一般的です。
ホワイト×ブラック ホワイト×ホワイト
ホワイト(衿ブラック)×ブラック:○上下でのチグハグな印象がなくなりオシャレにまとまる
まとめ
今回はタキシードの着こなしとして「ジャケパンスタイル」を紹介しました。
ビジネスシーンではすっかり馴染みあるスタイルになりましたが、スーツとタキシードではガラッと印象が変わります。
最初の1着目としても結婚式でのお色直しとしてもジャケットを変えると印象が大きく変わってきます。
自分がどの様なタキシードを着たいのか、結婚式やパーティーでどの様な印象にしたいのかを整理してみましょう。
スーツではジャケパンスタイルはカジュアルな印象にありますがタキシードではパンツをブラックにしたジャケパンスタイルは王道なスタイルです。
ジャケパンスタイルも1つの着こなしの案として、あなたなりの着こなしを見つけて下さいね!
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