オーダーをしてみたいけれど、なかなか敷居が高く感じられている方いませんか?
そんな方に向けて実際にオーダーではどのような流れで仕立てていくのか解説していきます。
オーダーにも様々な種類がありますので一概にこうだということは言い切れませんが大まかな流れとして紹介します。
オーダーではあなたがデザイナーとして1着を仕立てていく感覚があります。
すごく楽しいので気になっている方には自信を持ってオススメできますよ。
目次
リサーチ
まずは、気になる店舗のリサーチです。
リサーチというと軽く聞こえますが、実は重要なポイントです。
特に(何店舗か回って比べてから決めよう)とお考えの方。
比較し実際に着てみて比べる、見積もりを出してもらい金額で比べる、自分の理想の形にできるのか比べる。
実際に比べて比較することはとても大切なことですし、僕もオススメします。
しかし、オーダーとなると予想よりも接客時間が長いのが特徴です。
比較する店舗数をしっかり絞れておらず複数店舗来店していくと想像以上に疲れます。
ですから、しっかりこのリサーチの段階で、ある程度の店舗数。オススメは多くても3つくらいに絞ることが大切です。
ここで重視するポイントは人それぞれ変わってきます。
見た目・金額・自由度・通いやすさ(店舗が近い)などです。
リサーチをする前に自分のイメージを明確にし、そのイメージに合った店舗を探していくイメージです。
HP(ホームページ)やTwitter、インスタグラムなどのSNS等複数のメディアでリサーチすると良いと思います。
リサーチの段階では、5店舗くらいに絞れていれば大丈夫です。
問い合わせ&ご予約
リサーチが終わりある程度の数に気になる店舗が絞れたら、実際に問い合わせをします。
HP(ホームページ)などのインターネット上ではわからない(記載されていない)場合があります。
その部分をしっかり問い合わせして確認しておくと来店してから出来なかった・高かったなどのイメージとのズレがおこりずらくなります。
最近は電話のみではなくホームページからも問い合わせ出来ますし、店舗によってはLINEなどでも気軽に問い合わせできるところも多くあります。
疑問に思っている部分を明らかにし、実際に予約するまでには3店舗ほどに絞れておくと楽だと思います。
疑問点もなく、実際に行ってみたいと思える店舗が決まったら実際に予約を取りましょう。
店舗によっては完全予約制の場合もありますので確認しておきましょう。
【来店からの流れ】
来店
店舗によっては、少しわかりずらい場所にある場合もありますので来店の前にHP(ホームページ)を確認しておきましょう。
それでもわかりずらい場合は問い合わせの際に確認しておきましょう。
分からなくてパニックということも避けられますし、来店時間が遅れて接客時間を圧迫するということも回避できます。
ヒヤリング
来店していきなり試着という店舗は少ないでしょう。
まずは、スタッフに自分の完成形やイメージなどをしっかりと伝えましょう。
デザイン・色・金額などです。明確にイメージをお持ちの方は写真などがあれば持参し見せるとイメージのズレがなくて良いでしょう。
実際に僕のお客様でも写真を持ってきてくださりイメージの共有をしてくださる方は少なくありません。
逆に明確なイメージはあまり持っていない方や、オーダーが初めての方などは大まかでも大丈夫ですので希望を伝えましょう。例えば「明るいイメージにしたい」「こんな場所に着ていくため」などでも大丈夫です。普段の私服でよく着ている色や苦手な色、こんな印象にしたいというのでも大丈夫です。
この場でいかにスタッフにイメージを共有できるかがオーダーの鍵とも言えます。
そしてこの場で、自分が確認したいことをしっかり聞いておきましょう。
採寸までして最後の最後で出来ません…となってしまうと時間と労力の無駄です。
特にオーダーの場合は明確な納期については確認しておくと安心です。
納期と納品方法は確認しておくことをオススメします。
採寸
ヒヤリングが終わり、イメージや希望を伝え終わったらまずは採寸です。
ここでの採寸は服ではなく身体の寸法をとっていきます。
フィッティングに入っていく前に1度採寸をしてサンプルを着てイメージを見ていきます。
冬の場合は厚手のセーターなどを着ていると明確なサイズが測りづらい場合があります。
セーターを脱いでも大丈夫なようにインナーを着ていかれたり、アウターでバランスを取りインナーは少しボリュームの抑えられたものを着ていくことをオススメします。
フィッティング
採寸が終わったらいよいよフィッティングです。
イメージに近いものや、気になるものを実際に着て確かめていきます。
実際に着ることができるのでイメージしやすくなります。
ここでは自分のイメージを確定していきます。
気になるものはしっかりとフィッティングをしておきましょう。
フィッティングをしてみて最初のイメージと違うものになる方も少なくありません。
フィッティングの際重要になるのはやはり完成のイメージがしっかりもてるかだと思います。
オーダーが初めての方や少しデザイン性のあるものを仕立てる予定の方、派手な生地を使いたい方などは
やはり、着ることのできるサンプルが多い店舗を選ぶと良いかと思います。
種類の多さやサイズ展開など多いに越したことはありません。
オーダーのデメリットの部分として仕立て上がりが想像しづらいということが挙げられます。
分からないことや気になる部分は遠慮せずにスタッフに相談しましょう。
完成してからイメージと違ったので仕立て直しということは出来ません。
採寸
ここでの採寸は服の寸法をとっていきます。
イージーオーダーの場合は指定できる部分が限られます。袖丈と着丈のみなどです。
ある程度、自由にオーダーできる店舗では半胴(ジャケットウェスト部分)から肩幅、袖丈から着丈、袖幅や体型補正など細かくとっていきます。
ここではデザインと機能性が大切です。
服はアートではありません。綺麗に着ることができて初めて服になります。
ディティールなどの見た目とキツすぎず緩すぎない機能面をバランスよく仕立てていきましょう。
自分の好み(細めが好きや肩をなるべく広く見せたいなど)をしっかりと伝えてすアドバイスをもらいましょう。
オーダーの場合は納期がかかります。
その期間でトレーニングをする場合やダイエットなどで体型が変わる可能性がある場合は事前に伝えておきます。
お直し対応している店舗もありますが、洋服は大きくは出来ません。
注意してください。
デザインの決定
ここでは細かなデザインを決定していきます。
裏地やボタンなどオーダーならではの楽しみです。
自分の好みをふんだんに取り入れて、自分だけの特別な1着を仕立てていきましょう。
服の顔となる生地を選んでいくことになっていきますが、オーダーの場合は生地によって金額が大きく変わります。
生地が変わるとどうなるのか、予算と相談し慎重に決めていきましょう。
オーダー終了
オーダーが終了したら完成までは納期がかかります。
ここからは商品が完成してからの流れになります。
最終フィティング
商品が仕上がってきたら、仕上がってきた商品に実際に袖を通してサイズの確認をしていきます。
自分専用の服。袖を通した瞬間から感動していただける方が多いです。
もし、サイズ等問題がなければその場で商品を受け取りオーダーが終了になります。
サイズに問題があった場合
お直し対応している店舗ではお直しに出します。
無料で対応してくれているところや1回までは無料、2回目からは金額が発生というところもあります。
トレーニングを頑張りすぎて、あまりにもサイズが大きくなってしまった場合はお直し対応出来ないことが多く仕立て直しになってしまいます。金額もかかってきますし時間もかかりますので注意が必要です。
以上がオーダーの流れでした。
コメント